無料でクラウド不要のIT資産管理ツール|社内にデータを置いたままPC台帳を作る方法【2026年】

社内のパソコンが今、何台あるか。誰が使っていて、いつ買って、保証はいつ切れるのか。これに即答できる会社は、実はそれほど多くありません。多くの現場では、数年前に作ったExcelの台帳が更新の止まったまま共有フォルダに眠っています。 台帳を作り直そうと「IT資産管理ツール」を探し始めると、今度は別の壁にぶつかります。月額課金が前提のクラウドサービスばかりで、しかも社内の機器情報を社外のサーバーに預ける設計になっている。無料のものを探せばエンジニア向けのオープンソースが出てきて、構築だけで一日が終わる。 この記事は、その二つの壁――「お金をかけたくない」と「データを社外に出したくない」――を同時に越えるための選択肢を整理します。結論から言うと、いま中小企業に足りていないのは「無料で、クラウド不要で、専門知識がなくても使える」インストール型のツールです。

無料のIT資産管理ツールは、大きく3タイプ

「無料」とひとことで言っても、中身はかなり違います。実務で選ぶ前に、この3タイプの差を押さえておくと迷いません。
タイプ代表例費用データの置き場所導入の難易度
SaaS(クラウド)型各種クラウド資産管理無料枠あり→多くは有料社外のサーバー低いが、月額とデータ外部化が前提
OSS(オープンソース)型Snipe-IT・OCS Inventory・GLPI 等無料自社サーバー高い(構築・保守にIT知識が必要)
インストール型IT資産管理ツール(株式会社Relief)無料手元のPCの中低い(入れて起動するだけ)
SaaS型は導入こそ簡単ですが、無料で使えるのは台数や機能を絞った範囲までで、本格運用に入ると月額が発生します。そして何より、社内のPCのシリアル番号やセキュリティ状態といった情報を、社外のサーバーに保存し続けることになります。ここに抵抗を感じる会社は少なくありません。 OSS型は完全に無料で、データも自社に置けます。ただし、サーバーを立てて構築・保守できるIT担当者がいることが前提です。「ひとり情シス」や総務が兼任している規模では、ここで手が止まります。 残る第三の選択肢が、インストール型です。

「クラウド不要・データは社内・専門知識いらず」という第4の答え

弊社(株式会社Relief)が開発したIT資産管理ツールは、このインストール型にあたります。設計方針はシンプルで、上の2タイプの弱点をそのまま裏返したものです。
  • 無料で始められる:現在は無料で公開しています。月額課金ではありません。
  • クラウド契約が不要:収集した情報は、アプリを入れたPCの中にだけ保存されます。インターネットへの送信は一切ありません。
  • 専門知識がいらない:サーバー構築は不要。アプリを起動すると、ブラウザで台帳画面がそのまま開きます。
  • PC情報は自動で集まる:「このPCを収集」を押すだけで、機種名・シリアル番号・メモリ・ディスク・セキュリティ状態(BitLocker/ウイルス対策/Windows Update)が台帳に入ります。手入力はほぼ要りません。
つまり、OSSのようにデータを社内に置いたまま、SaaSのように簡単に使い始められる。そのちょうど中間を埋めるのが、このツールの立ち位置です。

主な機能

  • 機器台帳:管理ID・利用者・部署・購入日・保証期限をまとめて管理。検索・絞り込みも一瞬です。
  • PC情報の自動収集:ボタン一つで、その端末の情報が台帳に反映されます。
  • ダッシュボード:総台数・故障・保証切れ・セキュリティ警告をひと目で把握。
  • 即対応TOP20:対応が必要な機器を優先度順に表示。「次に何をすべきか」が分かります。
  • 帳票出力:台帳や棚卸し結果をPDF・CSVで出力。監査や上長への報告にそのまま使えます。
アプリ本体はWindows用ですが、台帳にはMacをはじめWindows以外の機器も登録できます(Mac側の情報はCSV取込などで反映)。同じ社内ネットワークの別PCからは、ブラウザでアクセスして共同で使えます。

導入は3ステップ

  1. WindowsパソコンでMicrosoft Storeを開き、「IT資産管理ツール」を検索して「入手」を押します。
  2. スタートメニューから起動すると、ブラウザで台帳画面が開きます。
  3. 「機器一覧」→「このPCを収集」で、1台目の登録が完了します。
Microsoft Storeの審査(マルウェア検査を含む認定プロセス)を通ったアプリなので、「配布元は本物か」「ファイルが改ざんされていないか」を自分で確かめる必要がありません。

▶ Microsoft Storeで入手する(無料)


よくある質問

Q. 本当に無料ですか?
現在は無料で公開しています。累計ダウンロードが一定数に達したころを目安に、それ以降の新規入手分を段階的に買い切り型の有料へ切り替える予定です。無料のうちに入手した分は、有料化後も追加費用なくそのまま使えます。月額にはなりません。

Q. データはどこに保存されますか?
アプリを入れたPCの中だけです。外部のサーバーへの送信はありません。Microsoft Storeの署名で「配布経路」の安全を、社内保存の設計で「データの行き先」の安全を、二段構えで担保しています。

Q. Windows以外の機器は管理できますか?
台帳にはMacなどWindows以外の機器も登録できます。自動収集はWindowsが対象で、それ以外はCSV取込などで反映します。

Q. 社内の複数人で使えますか?
アプリを起動したPC(親機)と同じ社内ネットワークのPCから、ブラウザでアクセスして利用できます(ログイン認証つき)。


まとめ

無料のIT資産管理ツールは「SaaS型・OSS型・インストール型」で性質が大きく異なります。月額とデータの社外保存を避けたい、けれどOSSを構築する余力はない――その条件に当てはまる中小企業にとって、無料・クラウド不要・自動収集のインストール型は現実的な第一歩です。 Excel台帳の更新が止まっているなら、まずは1台、手元のPCを収集してみるところから始められます。導入前に確認したいことがあれば、公式LINEやお問い合わせフォームからご相談ください。こちらから営業のお電話をすることはありません。