IT資産管理ツール | 操作マニュアル

IT資産管理ツールの使い方(全機能ガイド)

インストールから毎月の運用、トラブル対応まで、全機能の使い方を実際の画面の スクリーンショット・動画つきで詳しくご案内します。 画面に表示されている機器・利用者・部署は、すべてデモ用の架空データです。

目次

はじめての方は「1. インストールと起動」→「2. 画面の全体像」の順にどうぞ。 導入後の毎月の運用は「6. 他のPCを収集する(USB収集キット)」と「12. 帳票の出力」の2つが中心です。

  1. 1インストールと起動最初に1回
  2. 2画面の全体像(左側メニューの7項目)基本操作
  3. 3ダッシュボード(全体の把握)基本操作
  4. 4機器一覧(検索・絞り込み・並べ替え・列の操作)基本操作
  5. 5機器の追加と編集基本操作
  6. 6他のPCを収集する(USB収集キット・Mac対応)毎月の運用
  7. 7収集CSVの手動取込必要なとき
  8. 8カスタム項目(自社の管理に合わせる)必要なとき
  9. 9即対応TOP20(対応の優先順位づけ)必要なとき
  10. 10修理履歴必要なとき
  11. 11マスタ管理(部署・設置場所などの選択肢)必要なとき
  12. 12帳票の出力(プレビュー・条件指定・マイ帳票)毎月の運用
  13. 13バックアップと復元・データの保存場所必要なとき
  14. 14アップデートとアンインストール必要なとき
  15. 15セキュリティと共有(管理者パスワード・LAN公開)必要なとき
  16. 16収集される情報の一覧参考
  17. 17困ったときトラブル時

1. インストールと起動

最初に1回Microsoft Storeから入手します

  1. Microsoft Storeの製品ページを開き、「入手」を押してインストールします(Microsoft Storeアプリで「IT資産管理ツール」を検索しても見つかります)。
  2. スタートメニューの「IT資産管理ツール」をクリックします。数秒後に、普段お使いのブラウザで管理画面(http://127.0.0.1:8730)が自動的に開きます。サーバーは画面のない状態で裏で動くため、黒いウィンドウは表示されません。
  3. 初回のみ「利用開始前の確認」が表示されます。収集する情報・しない情報(16章参照)、外部送信しないことを確認し、「同意して開始する」を押します。同意の記録はPC内に保存されます。
  4. 「機器一覧」(左側メニュー)→「このPCを収集」を押すと、いま使っているPCの情報が自動で集まり、1台目として登録されます。

※ 誤って2回起動しても大丈夫です(起動済みの画面が開くだけです)。ブラウザを閉じてしまったときは、アドレス欄に 127.0.0.1:8730 と入力すれば再表示できます。

※ 終了するときは「設定」(左側メニュー)→「メンテナンス」の「サーバーを終了」を押します。PCをそのままシャットダウンしても問題ありません。データは操作のたびに自動保存されています。

※ 以前に公式サイトのZIP版で導入した方は、これまでどおり展開したフォルダ内の start.bat から起動できます(使い方は同じです)。

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2. 画面の全体像(左側メニューの7項目)

基本操作どこで何ができるかの早見表です

管理画面の左側に、7つのメニューが並んでいます。それぞれの役割は次のとおりです。

メニュー役割詳しい章
ダッシュボード台帳全体の状況を6枚のカードとグラフで把握します3章
機器一覧台帳の中心。機器の登録・検索・編集・収集・取込を行います4章5章
即対応TOP20優先して対応すべき機器を自動で点数付けして表示します9章
修理履歴修理・点検・部品交換の記録を残します10章
帳票資産台帳・部署別集計などの帳票を出力します12章
設定言語・USB収集キット・マスタ管理・カスタム項目・バックアップなど下の一覧参照

「設定」の中にあるもの

「設定」を開くと、次のパネルが上から順に並んでいます。

パネルできること詳しい章
言語 / Language画面の表示言語を切り替えます(日本語・英語・简体中文・Español・Português・Français)下の注記参照
他のPCを収集 (収集キット)USBメモリで社員のPC・Macの情報を集めます6章
マスタ管理部署・設置場所・機器種別・仕入先の「選択肢」を管理します11章
カスタム項目会社独自の管理項目(リース契約番号など)を追加します8章
管理者パスワード危険な操作の保護・LAN公開時のログインに使うパスワード15章
バックアップ台帳のバックアップ作成・復元13章
ドキュメント説明書・利用規約などをブラウザで開けます
メンテナンス診断ファイルの出力・全データのリセット・サーバーの終了17章
バージョン情報お使いのバージョンの確認とMicrosoft Storeでの更新確認14章

※ 表示言語を切り替えても、台帳の列名(ホスト名・部署など)はデータそのもののため日本語のまま表示されます。

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3. ダッシュボード(全体の把握)

基本操作

ダッシュボード画面。左側メニューと、総台数・利用中・廃棄・故障・セキュリティ警告・保証注意の6枚のカード、部署別・購入年別の棒グラフ
ダッシュボード(実際の画面・デモデータ)
  1. 管理画面を開くと最初に表示されます。台帳全体の状況が6枚のカード(総台数・利用中・廃棄・故障・セキュリティ警告・保証注意)で一目で分かります。
  2. カードをクリックすると、該当する機器の一覧へ移動します。
  3. カードの下の「部署別台数」「購入年別台数」のグラフで、機器の偏りや買い替え時期の傾向がつかめます。
  4. 保証期限が切れた機器・今月中に切れる機器があるときは、画面上部に黄色いお知らせが表示されます。クリックすると、機器一覧が保証期限順に並んで開きます。

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4. 機器一覧(検索・絞り込み・並べ替え・列の操作)

基本操作

検索とフィルタで絞り込む(9秒)

画面の見方

台帳の中心です。登録されている全機器が表に表示されます。行の色には意味があります:=故障・要注意/=保証が近い/=利用中。

検索と絞り込み

  1. 左上の検索欄に入力すると、全項目からリアルタイムに絞り込めます(ホスト名・利用者・機種名など、どの項目でも可)。表示されていない列の内容も検索の対象になります。
  2. 「状態」「部署」「機器種別」の3つのドロップダウンでも絞り込めます。検索と組み合わせることもできます。

並べ替え

  1. 列の見出しをクリックすると並び替えできます。1回目=昇順(▲)/2回目=降順(▼)/3回目=解除です。

列の入れ替えと表示する列

  1. 列の見出しをマウスでつかんで左右に動かす(ドラッグする)と、列の順番を入れ替えられます。順番は自動で記憶され、表の下の「列の並びを初期に戻す」でいつでも元に戻せます。
  2. 列はウィンドウの幅に収まる分だけ、重要なものから自動で表示されます。ウィンドウを広げれば列が増え、狭めれば減ります。ドラッグで入れ替えている場合は、左に置いた列ほど優先して表示されます。
  3. 特定の列を必ず表示したい場合は、表の下の「列の表示...」から選べます(選んだ内容は記憶され、幅を超えた分は横スクロールで見られます)。
  4. カスタム項目(8章)を自動表示に含めたいときは、いったん「列の表示...」でその列を表示してから、ドラッグで左のほうへ動かしてください。

いま見えている表をそのままファイルに(この表を出力)

  1. ツールバーの「この表を出力」を押すと、検索・絞り込み・並び替え・列の表示/並び順を反映した「いま見えている表」を、そのままCSVまたはExcelでダウンロードできます。会議資料や棚卸しリストを作るときに便利です。

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5. 機器の追加と編集

基本操作

機器を手入力で追加する(11秒)
  1. 「機器一覧」の「+ 手入力で追加」から、新しい機器を1台ずつ登録できます。PC以外の機器(プリンタ・モニタ・ルーターなど)もここから登録できます。
  2. 「このPCを収集」を押すと、いま使っているPCの情報(PC名・OS・シリアル番号・CPU・メモリなど)を自動で取得して登録します。
  3. 一覧の行をクリックすると、その機器の詳細を確認・編集できます。表示されていない列の内容も、編集画面ではすべて確認できます。
  4. 左端のチェックを付けると、選んだ機器をまとめて削除できます。

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6. 他のPCを収集する(USB収集キット・Mac対応)

毎月の運用月1回など、決めた頻度での実施がおすすめです

社員のPCにソフトをインストールせずに、USBメモリ1本で情報を集められます。 キットの中身はスクリプトのみ(EXEなし)のため、社員のPCで証明書やSmartScreenの警告が出ることは構造的にありません。

USB収集キットの3ステップ図。親機で書き出し、社員PCでダブルクリック実行、親機で取り込みの流れ
USB収集キットの流れ(3ステップ)

① 管理PCでキットを書き出す(最初の1回だけ)

  1. USBメモリを管理PCに挿します。
  2. 「設定」(左側メニュー)→「他のPCを収集 (収集キット)」を開きます。
  3. 「USBメモリ・外付けドライブ」の一覧からUSBを選びます。一覧に出ない外付けSSDや社内の共有フォルダを使いたいときは、「書き出し先・取り込み元のパス」の欄にパスを直接入力してください(「外付けSSDなど「固定ディスク」も一覧に表示する」にチェックを入れると、固定ディスク扱いのドライブも一覧に出ます)。
  4. 「収集キットを書き出す」を押します。USBに「IT資産収集キット」フォルダが作られます。
設定内の「他のPCを収集 (収集キット)」パネル。USBメモリ・外付けドライブの選択、固定ディスク表示のチェック、パスの直接入力欄、「収集キットを書き出す」「収集結果を取り込む」ボタン
収集キットパネル(実際の画面)

※ キットの作成は最初の1回だけで大丈夫です(同じUSBを毎回使い回せます)。

② 社員のPCで実行する

  1. 社員のPCにUSBを挿し、「IT資産収集キット」フォルダ内の「収集を実行.bat」をダブルクリックします。
  2. 収集が自動で行われ、USBの results フォルダに、そのPCの情報が入ったCSVファイルが作られます。標準収集では管理者権限は不要です(権限の確認画面〈UAC〉は表示されません)。
  3. BitLocker・TPM・ウイルス対策などのセキュリティ情報まで集めたいときは、代わりに「詳細収集を実行.bat」を使います(UACが表示されることがあります)。
  4. 複数台を集めるときは、同じUSBを順に挿して回るだけです。CSVは1台につき1ファイルずつ蓄積されます。

③ Macの場合

  1. 同じUSBをMacに挿します(Mac用の収集スクリプトもキットに同梱されています)。
  2. 「ターミナル」を開き、次のように入力して実行します:bash "/Volumes/(USB名)/IT資産収集キット/collect_mac.command"
  3. 約30秒で完了し、Windowsと同じく results フォルダにCSVが保存されます。

※ Intel Macで動作確認済みです。Apple Silicon(M1以降)は動作する設計ですが、実機での確認は限定的です。

④ 管理PCで取り込む

  1. すべてのPCで実行し終えたら、管理PCにUSBを戻します。
  2. 「機器一覧」の「収集結果を取り込む」を押します(「設定」→「他のPCを収集 (収集キット)」の同名ボタンからも取り込めます)。
  3. 新しいPCは追加、既存のPCは情報が更新され、取込結果(新規◯台/更新◯台/改名◯台/スキップ◯台)が表示されます。同じCSVを二度読み込んでも重複しません。

大切な注意(2点)

  1. キットは必ずUSBメモリなどで物理的に運んでください。メール添付やダウンロードで配布すると、Windowsの保護機能(Mark of the Web)によりスクリプトの実行が拒否されます。
  2. キットはPowerShellスクリプトのみでEXEファイルを含まないため、社員のPCで証明書エラーやSmartScreenの警告が出ることはありません。それでも実行できない場合は、会社のセキュリティ設定でPowerShellが制限されている可能性があります(17章参照)。

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7. 収集CSVの手動取込

必要なとき通常は6章の「収集結果を取り込む」だけで完了します

収集CSVを台帳へ取り込む(7秒)

共有フォルダ経由で収集CSVを受け取った場合など、USBキットを使わずにCSVを取り込むこともできます。

  1. 収集CSVファイルを、フォルダ C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Relief\ITAssetManager\results にコピーします。
  2. 「機器一覧」→「CSV取込」を押します。新しいPCは追加、既存のPCは情報が更新され、取込結果(新規◯台/更新◯台)が画面に表示されます。

※ 未取込のCSVが results フォルダに残っているときは、画面上部に黄色いお知らせが表示されます。

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8. カスタム項目(自社の管理に合わせる)

必要なとき

カスタム項目を追加する(11秒)
  1. 「設定」(左側メニュー)→「カスタム項目」で、会社独自の管理項目(例: リース契約番号、棚卸し状態、資産管理番号)を追加できます。
  2. 型は「テキスト・数値・日付・選択式」の4種類から選べます。選択式の場合は、選択肢もここで登録します。
  3. 追加した項目は、機器の編集画面にそのまま反映されます。機器一覧の列としても表示できます(表の下の「列の表示...」で選び、ドラッグで左のほうへ動かすと優先して表示されます)。
  4. 項目の並べ替え・編集・削除も、この画面から行えます。

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9. 即対応TOP20(対応の優先順位づけ)

必要なとき

即対応TOP20画面。故障・保証切れ・セキュリティ未対策などから優先度を自動計算し、対応が必要な機器を上位表示
即対応TOP20(実際の画面・デモデータ)
  1. 「即対応TOP20」(左側メニュー)は、故障・保証切れ・セキュリティ未対策などから「優先して対応すべき機器」を自動で点数付けし、上位20台を表示します。
  2. 買い替え・修理・セキュリティ対応の優先順位づけにそのまま使えます。
  3. 対応不要と判断した機器は「除外」にチェックすると、以後のTOP20から外れます。

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10. 修理履歴

必要なとき

修理履歴画面。機器ごとに修理・点検・部品交換の記録が日付・費用とともに一覧表示されている
修理履歴(実際の画面・デモデータ)
  1. 「修理履歴」(左側メニュー)で、修理・点検・部品交換の記録を残せます。「+ 修理を記録」から登録します。
  2. 日付・費用・業者なども記録でき、機器ごとの履歴が一覧できます。
  3. 「この機器は何回壊れているか」「修理費がかさんでいないか」が見えるため、買い替え判断の材料になります。

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11. マスタ管理(部署・設置場所などの選択肢)

必要なとき

  1. 「設定」(左側メニュー)→「マスタ管理」で、部署・設置場所・機器種別・仕入先の「選択肢」を管理します。
  2. ここで登録した値が、機器編集画面のドロップダウンに表示されます。表記ゆれ(「総務」と「総務部」が混在するなど)を防げます。
  3. 「台帳から取込」を押すと、既に台帳に入力されている値をまとめて選択肢に登録できます。運用を始めてからでも整備できます。

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12. 帳票の出力(プレビュー・条件指定・マイ帳票)

毎月の運用

帳票を条件指定して出力する(8秒)
  1. 「帳票」(左側メニュー)から、資産台帳・部署別集計・ライセンス棚卸しなどの帳票をCSV/PDF/Excelで出力できます。
  2. 出力ボタンを押すと、まず「何件出力されるか」と先頭数行のプレビューが表示され、内容を確認してから実行できます。
  3. 「条件を指定して出力」では、状態・部署・機器種別や期間(例: 購入日が2023年のもの)で絞り込んで出力できます。
  4. 「+ マイ帳票を作成」から、出力したい列・並び順・絞り込み条件を自分で選んだオリジナル帳票を保存できます。保存したマイ帳票は一覧に並び、いつでも出力・編集・削除できます。

※ 「いま画面で見えている絞り込み結果をそのまま出したい」ときは、機器一覧の「この表を出力」(4章)が便利です。

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13. バックアップと復元・データの保存場所

必要なとき

バックアップ

  1. 「設定」(左側メニュー)→「バックアップ」→「今すぐバックアップを作成」で、その時点の台帳をいつでも保存できます。
  2. CSV取込のたびに、直前の台帳が自動でバックアップされます(5世代)。全データリセット時・バックアップ復元時も、直前の状態が自動で保存されます。
  3. PCの故障に備え、backups フォルダを定期的にUSBや社内サーバーへコピーしておくことをおすすめします(一覧の「保存」でファイルを直接ダウンロードすることもできます)。

復元

  1. バックアップ一覧から戻したい日時の「この状態に復元」を押すだけです。
  2. 復元前の状態も自動でバックアップされるため、間違えてもやり直せます(管理者パスワードを設定している場合は、復元にパスワードの再入力が必要です)。

データの保存場所

すべてのデータは、次のフォルダに保存されます(インターネットへ送信されることはありません)。

場所内容
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Relief\ITAssetManagerデータ保存フォルダ(下記すべての親フォルダ)
asset.db台帳データ本体
results\収集CSVの置き場(取込むとここから処理)
reports\出力した帳票
backups\バックアップ
logs\動作ログ・診断ファイル

※ 保存先を変更したい場合(上級者向け)は、環境変数 RELIEF_ITAM_DATA_DIR で任意のフォルダを指定できます。

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14. アップデートとアンインストール

必要なとき

アップデート

  1. 新しいバージョンへの更新は、Microsoft Storeが自動で行います。手動での作業は不要です。
  2. いまお使いのバージョンは「設定」→「バージョン情報」で確認できます。「更新を確認する」を押すと、Microsoft Storeの製品ページが開き、新しいバージョンの有無を確認できます。
  3. 台帳データは別の場所(13章の保存場所)にあるため、更新で消えることはありません。

※ ZIP版で導入した方は、古いフォルダを新しいフォルダに置き換えるだけです。

アンインストール

  1. スタートメニューで「IT資産管理ツール」を右クリック →「アンインストール」で完了です(ZIP版はフォルダを削除するだけです)。レジストリ等は使用していません。
  2. 台帳データはアンインストール後も残ります。残しておけば、再インストール時にそのまま引き継がれます。
  3. 台帳データも完全に消す場合は、13章の保存場所のフォルダも削除してください。

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15. セキュリティと共有(管理者パスワード・LAN公開)

必要なときLAN公開は上級者向けの設定です

管理者パスワード

  1. 「設定」(左側メニュー)→「管理者パスワード」でパスワードを設定できます。
  2. 設定すると、全データリセットやバックアップ復元などの危険な操作に、パスワードの再入力が必要になります。
  3. 下記のLAN公開時には、ログイン用パスワードとしても使われます。

※ LAN公開をしていない通常運用(管理PCだけで使う状態)では、パスワードを設定してもログイン画面は出ません(危険な操作のときだけ再入力を求められます)。

複数のPCから管理画面を見る(LAN公開・上級者向け)

通常、管理画面はアプリを起動したPCからしか見られません(最も安全な設定です)。社内の他のPCのブラウザからも見たい場合のみ、次の設定を行ってください。

  1. まず管理PCで「設定」→「管理者パスワード」から、ログイン用パスワードを設定します(8文字以上)。
  2. 次のファイルをメモ帳で開きます:C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Relief\ITAssetManager\config.json
  3. ファイルの先頭付近に、次のような "web" の設定を追加して保存します:"web": { "host": "0.0.0.0", "port": 8730 },
  4. アプリを終了して起動し直します。
  5. 他のPCのブラウザで http://(管理PCのIPアドレス):8730 を開くと、ログイン画面が表示されます。手順1のパスワードでログインしてください。

※ パスワードを設定しないままLAN公開しようとすると、安全のため起動しない仕組みになっています。

※ LAN公開中は、安全のため管理PC自身もログインが必要になります。

※ Windowsファイアウォールの確認画面が出た場合は「プライベートネットワーク」のみ許可してください。

社内LANの外(インターネット)への公開には対応していません。絶対に行わないでください。

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16. 収集される情報の一覧

参考社内説明・情報セキュリティ確認用

本ツールが取得する情報・しない情報の一覧です。取得した情報はすべてPC内(13章の保存場所)に保存され、開発元サーバーへ自動送信されることはありません。

収集モードと主な取得内容

収集モード主な取得内容管理者権限(UAC)
標準収集PC名、OS、メーカー、機種名、シリアル番号、MACアドレス、Windowsユーザー名、製造日、CPU、メモリ、GPU、ストレージ容量、Cドライブ空き容量 など不要
詳細収集標準収集に加えて、IPアドレス、接続種別、ディスク健全性、ドメイン参加状況、最終ログオン、TPM、BitLocker、ウイルス対策、VPN、Office、メール設定の有無、Windows Update状況 など確認画面が出る場合あり
Mac収集機種名、シリアル番号、MAC、OS、総メモリ、空き容量、接続種別、FileVault、Secure Enclave / T2、Office有無 など不要

取得しない情報

次の情報は取得しません:ブラウザ履歴/メール本文/ファイル本文/パスワード/個人の写真/個人の文書/デスクトップ内ファイルの内容/BitLocker回復パスワード本文(BitLockerは保護状態や回復キーIDなどの管理用情報のみが対象です)。

収集項目の細かい調整(上級者向け)

収集項目は、データ保存フォルダの config.json にある collection_items で項目ごとにON/OFFを切り替えられます。OFFにした項目はCSVでは空欄になり、取込時に既存の値を上書きしません(機器の照合に使う項目〈ホスト名・シリアル番号など〉はOFFにできません)。

運用を始める前に、数台で試験収集を行い、自社の規程・従業員への説明・保存先の権限に合っているかご確認ください。OSや権限、組織のポリシーによっては一部項目が取得できず空欄になる場合がありますが、空欄は必ずしも異常を意味しません。

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17. 困ったとき

トラブル時

起動しても画面が開かない
既に起動済みの場合は、もう一度起動する(スタートメニューの「IT資産管理ツール」、ZIP版は start.bat)と起動済みの画面が開きます。エラーの場合は、データ保存フォルダ内の logs\server.log をメモ帳で開き、末尾のメッセージを確認してください。
ブラウザを閉じてしまった
ブラウザのアドレス欄に 127.0.0.1:8730 と入力してください。
USBメモリが「USBメモリ・外付けドライブ」の一覧に出ない
「更新」を押して一覧を読み直してください。外付けSSDなどWindowsが「固定ディスク」として扱うドライブは、「外付けSSDなど「固定ディスク」も一覧に表示する」にチェックを入れると表示されます。それでも出ない場合は、「書き出し先・取り込み元のパス」の欄にパス(例: E:\)を直接入力すれば書き出せます。
社員のPCで「収集を実行.bat」が動かない・ブロックされる
キットをメール添付やダウンロードで受け渡していないか確認してください。Windowsの保護機能(Mark of the Web)により実行が拒否されるため、キットは必ずUSBメモリなどで物理的に運ぶ必要があります。USBで運んでも動かない場合は、会社のセキュリティ設定でPowerShellが制限されている可能性があります。IT担当者にご相談ください。
「収集は終了しましたが CSV が生成されませんでした」と出る
USBメモリなど保存先のディスクの空き容量と、保存先フォルダへの書き込み権限を確認してください。
「CSV取込」を押しても「取込むCSVがない」と言われる
CSVファイルが results フォルダ(7章参照)に入っているか確認してください。USB収集キットの結果は、「機器一覧」または「設定」→「他のPCを収集 (収集キット)」の「収集結果を取り込む」から取り込みます(6章)。
収集結果を取り込んだのに台数が増えない
既に登録済みのPCは「新規」ではなく「更新」として扱われます(同じCSVを二度読み込んでも重複しません)。取込完了時に表示される「新規◯台/更新◯台」の内訳を確認してください。
収集した情報の一部が空欄になる
OSや端末の状態、権限、組織のポリシーによっては一部項目が取得できず空欄になる場合があります。空欄は必ずしも異常を意味しません(16章参照)。
管理者パスワードを忘れてしまった
次の手順で新しいパスワードを設定し直せます(台帳データは消えません)。①管理PCで、データ保存フォルダ C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Relief\ITAssetManager に「管理者リセット.txt」という名前の空のテキストファイルを作る(右クリック → 新規作成 → テキスト ドキュメント。ZIP版は start.bat のあるフォルダでも可)②ブラウザで管理画面を開く(「リセットファイルを検出しました」と表示されます)③新しいパスワードを設定する。リセットファイルは自動で削除され、他の端末のログインはすべて無効になります。この操作は管理PC上でのみ可能です。
画面の表示がおかしい・古い情報が表示される
ブラウザの再読み込み(F5キー)を試してください。
複数のPCから管理画面を見たい
LAN公開の設定(15章)をご覧ください。管理者パスワードの設定が前提です。
動作がおかしいのでサポートに相談したい
「設定」→「メンテナンス」の「診断ファイルを出力」で作成されるzipファイルを添えて、お問い合わせフォームからご連絡ください(このzipに台帳データや機器情報は含まれません)。

※ マニュアルで解決しない場合は、公式LINEまたはお問い合わせからお気軽にご相談ください。

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操作のご質問・導入のご相談

マニュアルで解決しない操作のご質問や、導入のご相談は、お気軽にお問い合わせください。