IT資産管理ツール | 操作マニュアル
動画でわかる、IT資産管理ツールの使い方
全機能の使い方を、実際の画面の動画・スクリーンショットを交えてご案内します。 画面に表示されている機器・利用者・部署は、すべてデモ用の架空データです。 導入前の使用感の確認にも、導入後の社内共有用にもご覧いただけます。
目次
はじめての方は「1. ダウンロードと起動」からどうぞ。 導入後の毎月の運用は「5. 社内のPC・Macの情報を集める」と「8. 帳票の出力」の2つが中心です。
1. ダウンロードと起動
最初に1回インストール作業はありません
- 公式サイトのダウンロードページから、Windows版のZIPファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたZIPを右クリック →「すべて展開」で、任意のフォルダ(例: デスクトップや
C:\Tools)に展開します。 - 展開したフォルダ内の
start.batをダブルクリックします。数秒後に、普段お使いのブラウザで管理画面(http://127.0.0.1:8730)が自動的に開きます。サーバーは画面のない状態で裏で動くため、黒いウィンドウは表示されません。 - 初回のみ「利用開始前の確認」が表示されます。収集する情報・しない情報、外部送信しないことを確認し、「同意して開始する」を押します。
- 「機器一覧」タブ →「このPCを収集」を押すと、いま使っているPCの情報が自動で集まり、1台目として登録されます。
※ 誤って start.bat を2回押しても大丈夫です(起動済みの画面が開くだけです)。ブラウザを閉じてしまったときは、アドレス欄に 127.0.0.1:8730 と入力すれば再表示できます。
※ 終了するときは「設定・帳票」タブ →「メンテナンス」の「サーバーを終了」を押します。PCをそのままシャットダウンしても問題ありません。データは操作のたびに自動保存されています。
2. ダッシュボード(全体の把握)
基本操作
- 管理画面を開くと最初に表示されます。台帳全体の状況が6枚のカード(総台数・利用中・廃棄・故障・セキュリティ警告・保証注意)で一目で分かります。
- カードをクリックすると、該当する機器の一覧へ移動します。
- カードの下の「部署別台数」「購入年別台数」のグラフで、機器の偏りや買い替え時期の傾向がつかめます。
- 保証期限が切れた機器・今月中に切れる機器があるときは、画面上部に黄色いお知らせが表示されます。クリックすると、機器一覧が保証期限順に並んで開きます。
3. 機器一覧(検索・絞り込み・並べ替え)
基本操作
- 左上の検索欄に入力すると、全項目からリアルタイムに絞り込めます(ホスト名・利用者・機種名など、どの項目でも可)。
- 「状態」「部署」「機器種別」の3つのドロップダウンでも絞り込めます。検索と組み合わせることもできます。
- 列の見出しをクリックすると並び替えできます。1回目=昇順(▲)/2回目=降順(▼)/3回目=解除です。
- 列の見出しをマウスでつかんで左右に動かす(ドラッグする)と、列の順番を入れ替えられます。順番は自動で記憶され、表の下の「列の並びを初期に戻す」でいつでも元に戻せます。
- 列はウィンドウの幅に収まる分だけ、重要なものから自動で表示されます。表示されていない列も検索の対象になり、行をクリックした編集画面ではすべて確認できます。特定の列を必ず表示したい場合は、表の下の「列の表示...」から選べます。
- ツールバーの「この表を出力」を押すと、検索・絞り込み・並び替え・列の表示を反映した「いま見えている表」を、そのままCSVまたはExcelでダウンロードできます。会議資料や棚卸しリストに便利です。
※ 表の色の意味:赤=故障・要注意/黄=保証が近い/緑=利用中
4. 機器の追加と編集
基本操作
- 「機器一覧」タブの「+ 機器を追加」から、手入力で新しい機器を登録できます。
- 「このPCを収集」を押すと、いま使っているPCの情報(PC名・OS・シリアル番号・CPU・メモリなど)を自動で取得して登録します。
- 一覧の行をクリックすると、その機器の詳細を確認・編集できます。
- 左端のチェックを付けると、選んだ機器をまとめて削除できます。
5. 社内のPC・Macの情報を集める(収集とCSV取込)
毎月の運用月1回など、決めた頻度での実施がおすすめです
- USBメモリに、ツールの
coreフォルダ内のcollect.ps1(収集スクリプト)をコピーします。社員のPCにソフトをインストールする必要はありません。 - 社員のPCにUSBを挿し、
collect.ps1を右クリック →「PowerShell で実行」を選びます。USBの中に、そのPCの情報が入ったCSVファイルが自動で作られます。標準収集では管理者権限は不要です(BitLockerなどを確認する詳細収集では、権限の確認画面〈UAC〉が表示されることがあります)。 - すべてのPCで実行し終えたら、管理PCにUSBを戻します。
- USB内のCSVファイルを、フォルダ
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Relief\ITAssetManager\resultsにコピーします。 - 管理画面の「機器一覧」→「CSV取込」を押します。新しいPCは追加、既存のPCは情報が更新され、取込結果(新規◯台/更新◯台)が画面に表示されます。
※ 未取込のCSVがあるときは、画面上部に黄色いお知らせが表示されます。
※ Mac(macOS)の収集には、core フォルダ内の collect_mac.command を使います。USBにコピーしてMacへ持って行き、「ターミナル」で bash "/Volumes/(USB名)/collect_mac.command" を実行すると、同じようにCSVが作られます(Intel Macで動作確認済み。Apple Silicon〈M1以降〉は動作する設計ですが、実機での確認は限定的です)。
6. カスタム項目(自社の管理に合わせる)
必要なとき
- 「カスタム項目」タブで、会社独自の管理項目(例: リース契約番号、棚卸し状態)を追加できます。
- 型は「テキスト・数値・日付・選択式」の4種類から選べます。選択式の場合は、選択肢もここで登録します。
- 追加した項目は、機器の編集画面にそのまま反映されます。機器一覧の列としても表示できます(表の下の「列の表示...」で選び、ドラッグで左のほうへ動かすと優先して表示されます)。
- 項目の並べ替え・編集・削除も、この画面から行えます。
7. 即対応TOP20・修理履歴・マスタ管理
必要なとき
- 即対応TOP20:故障・保証切れ・セキュリティ未対策などから「優先して対応すべき機器」を自動で点数付けし、上位20台を表示します。買い替え・修理・セキュリティ対応の優先順位づけに使えます。対応不要と判断した機器は「除外」にチェックできます。
- 修理履歴:修理・点検・部品交換の記録を残せます。日付・費用・業者なども記録でき、機器ごとの履歴が一覧できます。
- マスタ管理:部署・設置場所・機器種別・仕入先の「選択肢」を管理します。ここで登録した値が、機器編集画面のドロップダウンに表示されます。「台帳から取込」を押すと、既に台帳に入力されている値をまとめて選択肢に登録できます。
8. 帳票の出力(プレビュー・条件指定・マイ帳票)
毎月の運用
- 「設定・帳票」タブの「帳票の出力」から、資産台帳・部署別集計・ライセンス棚卸しなどの帳票をCSV/PDF/Excelで出力できます。
- 出力ボタンを押すと、まず「何件出力されるか」と先頭数行のプレビューが表示され、内容を確認してから実行できます。
- 「条件を指定して出力」では、状態・部署・機器種別や期間(例: 購入日が2023年のもの)で絞り込んで出力できます。
- 「+ マイ帳票を作成」から、出力したい列・並び順・絞り込み条件を自分で選んだオリジナル帳票を保存できます。保存したマイ帳票は一覧に並び、いつでも出力・編集・削除できます。
9. バックアップと復元・データの保存場所
必要なとき
- 「設定・帳票」タブ →「バックアップ」→「今すぐバックアップを作成」で、その時点の台帳をいつでも保存できます。
- CSV取込のたびに、直前の台帳が自動でバックアップされます(5世代)。全データリセット時・バックアップ復元時も、直前の状態が自動で保存されます。
- 復元は、バックアップ一覧から戻したい日時の「この状態に復元」を押すだけです。復元前の状態も自動でバックアップされるため、間違えてもやり直せます(管理者パスワードを設定している場合は、復元にパスワードの再入力が必要です)。
- PCの故障に備え、
backupsフォルダを定期的にUSBや社内サーバーへコピーしておくことをおすすめします(一覧の「保存」でファイルを直接ダウンロードすることもできます)。
※ データの保存場所:C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Relief\ITAssetManager(台帳本体 asset.db・収集CSVの置き場 results・帳票 reports・バックアップ backups・ログ logs)
※ 新しいバージョンへの更新は、古いフォルダを新しいフォルダに置き換えるだけです。台帳データは上記の別の場所にあるため、消えません。
※ アンインストールは、本ツールのフォルダを削除するだけで完了です(レジストリ等は使用していません)。台帳データも完全に消す場合は、上記の保存場所のフォルダも削除してください。残しておけば、再導入時にそのまま使えます。
10. 困ったとき
トラブル時
- start.bat を押しても画面が開かない
- 既に起動済みの場合は、もう一度
start.batを押すと起動済みの画面が開きます。エラーの場合は、データ保存フォルダ内のlogs\server.logをメモ帳で開き、末尾のメッセージを確認してください。 - ブラウザを閉じてしまった
- ブラウザのアドレス欄に
127.0.0.1:8730と入力してください。 - 「CSV取込」を押しても「取込むCSVがない」と言われる
- CSVファイルが「5. 社内のPC・Macの情報を集める」の手順4のフォルダ(
results)に入っているか確認してください。 - 「収集は終了しましたが CSV が生成されませんでした」と出る
- USBメモリなど保存先のディスクの空き容量と、保存先フォルダへの書き込み権限を確認してください。
- 社員のPCで collect.ps1 が実行できない
- 右クリック →「PowerShell で実行」を使ってください。それでも動かない場合は、会社のセキュリティ設定でPowerShellが制限されている可能性があります。IT担当者にご相談ください。
- 画面の表示がおかしい・古い情報が表示される
- ブラウザの再読み込み(F5キー)を試してください。
- 動作がおかしいのでサポートに相談したい
- 「設定・帳票」タブ →「診断ファイルを出力」で作成されるzipファイルを添えて、お問い合わせフォームからご連絡ください(このzipに台帳データや機器情報は含まれません)。
※ 複数のPCから管理画面を見たい場合(LAN公開・上級者向け)など、さらに詳しい設定はダウンロードしたZIPに同梱の「説明書.txt」をご覧ください。
操作のご質問・導入のご相談
マニュアルで解決しない操作のご質問や、導入のご相談は、お気軽にお問い合わせください。